今回は、以下の書籍の要約・感想を書いていきます。
先にこの本についてざっくり説明すると、
- 自己啓発書
- 成功者がどのようなことを考え、行動しているのかがわかる
- すでに実践していることから初めて知るようなことまで書かれている
といった感じです。
それではさっそく本題に入ります。
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目次
『成功者がしている100の習慣』の概要
書名 |
成功者がしている100の習慣 |
著者 |
ナイジェル・カンバーランド |
訳者 |
児島 修 |
出版社 |
ダイヤモンド社 |
発行日 |
2020年9月20日 |
ページ数 |
423ページ |
『成功者がしている100の習慣』は、リーダーシップやコーチング、メンタリングの分野で国際的に活躍したイギリス人の著者ナイジェル・カンバーランドが長年のコーチング、人間観察の経験から導き出した成功者に共通する100の習慣を実践しやすい形で紹介している本です。
すでに私たちが実践しているものもあれば初めて知るようなことまで書かれています。
『成功者がしている100の習慣』の要約
ここでは以下の3つに絞ってまとめていきます。
・マインドフルネスに生きている
・常にオープンマインド
・努力を継続できる
それでは1つずつみていきましょう!
要約①:マインドフルネスに生きている
本書では、成功者はマインドフルネスに生きていると述べられています。
マインドフルネスとは、過去の不安や将来のストレスを取り除き、今この瞬間に意識を集中させることです。
マインドフルネスに生きていくには、過去を過去に未来を未来に留まらせることが重要になってきます。
皆さんはこれから起こりそうなことを心配したり過去のことを悔やんだりしていませんか?
もし以下のような思考をしている方は要注意です。
- 過去のことを思い出し、後悔や罪悪感を覚える
- 将来への不安で頭をいっぱいにする
- 結果を恐れて、何かに挑戦することを躊躇する
このような思考は今すぐ手放しましょう。
ちなみにマインドフルネスに生きるには瞑想が効果的であると本書では述べられています。
要約②:常にオープンマインド
成功する人は、常にオープンマインドで生きています。
なぜ成功する人はオープンマインドで生きているのか?
それは、人間が正しい判断をできるのは様々な選択肢を公平な目で検討したときだけだと知っているからです。
しかし、人は「自分は正しい答えを持っている」と思い込み、古い考えに固執したり他人の意見に心を開こうとしません。
古い考えに固執したり、他人の意見に耳を傾けていないと新しいアイディアはなかなか入ってこないものです。
もし、「古い考えに固執しているな」「他人の意見に心を開けない」と感じるようであれば以下のことを実践してみて下さい。
- 頭が固くなっていないかを疑う
- 他人の意見を歓迎する
頭が固くなっていないかを疑う
- 他人の意見に耳を傾け、理解しているか?
- 他人の意見に応じて自分の考えを調整しているか?
- 他のアイディアが優れていると感じたら、自分の意見を潔く手放せるか?
これらを問いかけるようにしてみましょう。
他人の意見を歓迎する
- 君はどう思う?
- 他にどんな選択肢がある?
- 私の考えは間違っているかな?
これらを身近な人に尋ねることを習慣化し、オープンマインドを保つように心がけましょう。
要約③:努力を継続できる
本書ではこう書かれています。
成功する人は「あと一歩」をふんばり、
成功しない人は簡単にあきらめる
要するに成功する人は努力をしているということです。
ですが、世の中の多くの人たちは難しいと感じることを簡単に諦めてしまいます。
成功者になりたいのなら簡単に諦めてはいけません。
努力を継続する力こそが私たちをゴールに導いてくれる、と本書では述べられています。
「努力を継続できない」「努力するのが苦手」という方は下記のことを実践してみて下さい。
- 「ギブアップ」の瞬間が来るタイミングを把握する
- 悪魔の囁きに負けない
「ギブアップ」の瞬間が来るタイミングを把握する
自分がどんな時に限界が来るのかを把握しておきましょう。
物事を継続するなかで必ず辛い時期は訪れます。
しかし、「ギブアップ」のタイミングを把握しておけば心の準備もできるはずです。
悪魔の囁きに負けない
残念ながら、何か目標に向かって努力をしていると悪魔の囁きが耳に入ってきてしまうものです。
基本的に以下のような悪魔の囁きには耳を貸さないようにしましょう。
- 「また明日やればいいよ」
- 「もう十分。これ以上やらなくていいよ」
- 「どうせ失敗する。何をしても無駄だ」
『成功者がしている100の習慣』の感想
ここでは、僕が実際に本書を読んだ感想を書いていきます。
紹介するのは以下の3つです。
・読みやすい
・成功者の思考がわかる
・実践方法も書かれているので行動に移しやすい
感想①:読みやすい
本書は1つの習慣について4〜5ページ程度で書かれています。
そのため、移動時間やちょっとした隙間時間でも読むことが可能です。
長い文章があまり好きではない方にも読みやすい本なのではないかと個人的には思います。
感想②:成功者の思考がわかる
本書は、著者が長年のリーダーシップやコーチングでの経験から導き出した成功者に共通する考え方や習慣について書かれています。
成功者はどんなことを考え、行動をしてきたのかが本書から学ぶことができます。
感想③:実践方法も書かれているので行動に移しやすい
本書は自己啓発本です。
ただ、他の自己啓発本とは少し違います。
それは、実践方法も書かれているという点です。
ほとんどの自己啓発本にはやる気や活力が湧いてくる文章が書かれているだけで具体的な実践方法は書かれていないですよね?
ですが、本書には実践方法も書かれているので読んだ後、行動に移しやすくなっています。
「自己啓発本は読んでも意味がない」と最初から読むのを拒むのではなく、少しでも興味があるのなら一度手に取って読んでみることをおすすめします。
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まとめ:成功者の習慣・考え方を取り入れ充実した人生を
今回は、『成功者がしている100の習慣』の要約・感想を書いてきました。
本書は以下のような方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 将来、成功者になりたい方
- 成功している人の考え方や習慣を知りたい方
1つでも当てはまる方は一度手に取って読んでみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた!