Book

【5分でわかる】『金持ち父さん貧乏父さん』の要約・書評まとめ【人生の教科書】

kazu
こんにちは!kazuです!
今回は、以下のような悩みを解決します。
・『金持ち父さん貧乏父さん』の要約や書評を知りたい
読者

 

 

記事の内容は以下の通りです。

本記事の内容

『金持ち父さん貧乏父さん』の基本情報

『金持ち父さん貧乏父さん』の要約

『金持ち父さん貧乏父さん』の書評

『金持ち父さん貧乏父さん』の名言

『金持ち父さん貧乏父さん』を読むべき人

 

本記事を読むことで『金持ち父さん貧乏父さん』の大まかな内容を理解することができます。

 

是非最後までご覧ください!

 

スポンサーリンク

 

目次

『金持ち父さん貧乏父さん』の基本情報

金持ち父さん貧乏父さん

書名

改訂版 金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

著者

ロバート・キヨサキ

発行日

2013年11月10日

発行所

株式会社 筑摩書房

 

著者プロフィール

ロバート・キヨサキ
起業家・教育者・投資家
世界中の多くの人々のお金に対する考え方に疑問を投げかけその考え方を変えた。
ロバートの考え方は社会通念と対立することも多いが、率直な、時として不遜で勇気ある発言をするとの定評がある。
ファイナンシャル教育の大切さを情熱をもって語る提唱者として広く知られている。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』とは、物語形式で書かれているビジネス書です。

 

本書では、主に金持ちの考え方やマインド、「お金」に関する考え方・使い方について書かれています。

 

kazu
本記事では一部抜粋して紹介していきます。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の要約

ここでは以下の3つに絞って紹介していきます。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の要約

①金持ちはお金のために働かない

②金持ちは資産を手に入れ中流以下の人たちは負債を手に入れる

③ファイナンシャル・インテリジェンスを身につけろ

 

それでは上から順に見ていきましょう!

 

要約①:金持ちはお金のために働かない

本書では金持ちではない人について以下のように書かれています。

「たいていの人はお金で動く。それは人間だれしも恐怖と欲望という感情を持ち合わせているからだ。まず、お金を持たずにいることが怖いから必死で働く、そして給料を受け取ると欲張り心が頭をもたげ、もっとお金があればあれも買える、これも買えると考え始める。そのときに人生のパターンが決まる」

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P53

 

「朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、また朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う.....この繰り返しだ。そのあと彼らの人生はずっと恐怖と欲望という二つの感情に走らされ続ける。そういう人はたとえお金を多くもらえるようになっても、支出が増えるだけでパターンそのものは決して変わらない。これが、私が『ラットレース』と呼んでいるものなんだ」

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P53

金持ちでない人たちは自分の欲しい物のために働く、お金がない恐怖心で働くと書かれています。

 

本書では、働いても働いても支出が増えていき資産が貯まらない状態のことを『ラットレース』と呼んでいます。

 

一方で金持ちについては以下のように書かれています。

私たちはお金を自分たちのために働かせることを学んでいた。店でのただ働きのおかげで、私たちはお金を作るためのチャンスを見つける必要に迫られた。そして、漫画図書館というビジネスを自分たちで始めることで、雇い主に頼ることなく自分のお金を自分で管理する立場を手に入れたのだ。漫画図書館のアイディアの中で一番よかったことは、私たちが実際にその場にいなくてもその事業自体がお金を生み出してくれたことだ。お金が私たちのために働いてくれたのだ。

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P71

つまり、金持ちはお金のために働くのではなく「自分たちのためにお金を働かせる」というのです。

 

「自分たちのためにお金を働かせる」とは、自分たちがその場にいて労働をしなくてもお金を生み出してくれるような仕組みを表します。

 

金持ちと金持ちでない人の違い

金持ち:自分のためにお金を働かせる

金持ちでない人:お金のために働く

 

要約②:金持ちは資産を手に入れ中流以下の人たちは負債を手に入れる

金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P77

金持ち父さんは資産と負債の違いを以下のように定義しています。

 

資産と負債の違い

資産:資産は私のポケットにお金を入れてくれる

負債:負債は私のポケットからお金をとっていく

 

本書では、「持ち家は負債」と述べられています。

 

しかし、「持ち家は資産だ」と考えている人がいるのも現状です。

 

ですが、上記の資産と負債の違いを理解すれば持ち家は家計から「住宅ローン」という形でお金を吸い取っていくので負債であることが理解できます。

 

では、「資産」とは何なのでしょうか?

 

著者が考える「本当の資産」とは以下のようなものであると書かれています。

 

著者が考える「本当の資産」

・自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス

・株

・債券

・収入を生む不動産

・手形、借用証書

・音楽、書籍などの著作権、特許権

・その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

 

著者は金持ちになるには資産と負債の違いを知り、資産を手に入れることが大切であると言います。

 

要約③:ファイナンシャル・インテリジェンスを身につけろ

ファイナンシャル・インテリジェンスが高くなればなるほど、その取引が有利かどうか見分けるのが簡単になる。ファイナンシャル・インテリジェンスを使えば、不利な取引を見極める、あるいは不利な取引を有利なものに変えることができる。学ぶべきことはいくらでもあるが、学べば学ぶほど、より多くのお金を作り出すことができる。

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P154

ファイナンシャル・インテリジェンスとは、簡単にいうとお金に関する知識のことです。

 

本書ではファイナンシャル・インテリジェンスの要素として以下の4つがあげられています。

ファイナンシャル・インテリジェンス

・会計力

・投資力

・市場の理解力

・法律力

 

『ラットレース』から抜け出すにはファイナンシャル・インテリジェンスが不可欠であると本書では述べられています。

 

ファインシャル・インテリジェンスを身につけることで、少ないチャンスを見逃さない、ピンチをチャンスに変えることもできると著者は言います。

 

スポンサーリンク

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の書評

ここでは『金持ち父さん貧乏父さん』の書評を紹介します。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の書評

①ファイナンシャル・インテリジェンスの大切さに気づかされる

②金持ちの考え方を学べる

 

それでは上から順に紹介していきます!

 

書評①:ファイナンシャル・インテリジェンスの大切さに気づかされる

本書では『ファイナンシャル・インテリジェンス』の大切さについて書かれています。

 

ファイナンシャル・インテリジェンスを身につけることでどう人生に影響するのかを学ぶことができるそんな1冊です。

 

kazu
僕にとって『金持ち父さん貧乏父さん』は、お金の勉強を始めるきっかけとなった本です。

 

書評②:金持ちの考え方を学べる

本書には、「金持ちはお金のために働かない」「持ち家は負債」「リスクをとることを学べ」などといったことが書かれています。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』は、私たちに普段の生活の中では学ぶことのできない「金持ちの考え方」を教えてくれます。

 

kazu
将来お金持ちになりたいと考えている方にとって読んでおいて損することはありません。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の名言

『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで心に残った名言を3つ紹介します。

 

「貧乏と破産では大違いだ。破産は一時的な状態にすぎないが、貧乏はずっと続く」

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P14・15

 

中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P42

 

「根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする」

出典:『金持ち父さん貧乏父さん』P196

 

『金持ち父さん貧乏父さん』を読むべき人

『金持ち父さん貧乏父さん』は以下のような人におすすめです!

 

・やりたいことが見つからない人
・人生に悩んでいる人
・金持ちになりたい人

 

本書は、これからの人生をどう歩んでいくかを考える上で参考になること間違いありません。

 

まとめ:人生で一度は読んでおきたい本

今回は、『金持ち父さん貧乏父さん』の要約・書評をまとめてきました。

 

『金持ち父さん貧乏父さん』は人生とお金について一度は読んでおくべき本だと思います。

 

是非手にとって読んでみてください!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた!

-Book